vol.15

アジャイルを理解しようと試みる−言語編・歴史編

update:2005/03/09


まず、初めに白状します。わたしは「アジャイル」という言葉が嫌いでした。なぜならば、あたしの辞書に無い英単語だったからです。(英語の授業中寝てたんじゃないかって、それはそうですが…。)で、あるヒマな時、辞書を引いてみました。
agile【形容詞】すばやい、機敏な、身軽な、活気のある
これの派生、名詞形は agility【名詞】 軽快さ、すばやさ、機敏。

おやおや、おなつかしや。RPGでさんざんお世話になった用語ですな。いっぺんに理解できました。
しかし、何だって
・こんな名称にしたのか
・和訳を工夫しなかったのか
については、大いに不満です。特に和訳。なんでもカタカナにすればよいというものではありません。もっとも、下手に和訳してもそれは困るので、そのあたりのさじ加減が難しいのですが。


そんでもって、続いて歴史編です。なぜアジャイルが生まれたかを考察してみました。
大まかな、ゆるいくくりで用語を使います。用語の使い方で突っ込まないでください。

とりあえず下の図にまとめてみました。

私の中の理解では、今のところこんな感じにまとまっています。
トム・デマルコ氏の「ゆとりの法則」は、組織論という視点から…
アジャイル、eXtream Programmingは、開発方法論という視点から…方法論というくくりで良いのか?
デザインパターン、リファクタリングは、設計技法という視点から…
それぞれ、同じ要求から発していると思います。
つまり、経営環境の急速な変化により、要求仕様はコロコロ変わります。ウォーターフォールでは当然追いつけなくなり、従来型スパイラルでも、もはや追いつけなくなり…。そこで生まれた方法論がAgileやeXtream Programming。そして、コロコロ変わる仕様に対応可能な設計技法が、デザインパターンとリファクタリング。そして、その変化に対応する余地が必要だと主張するのが、「ゆとりの法則」。

こうしてまとめてみると、非常にすっきりとまとまります。

以上で、歴史の時間を終わります。

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