vol.18

インストールも馬鹿にできない

update:2005/04/13


さて、コーディングの話をちょっと脇においておきます。
めでたく出来上がり、竣工の運びとなりました。各端末に配布するのか、サーバーに配置するのかはともかくとして、入れました。
そこでよく陥りがちな罠は…

とかとか。最悪の場合、OSが起動しなくなるという目も当てられない悲劇が起きる可能性だってあります。そうなったら、文字通り、目も当てられません。

そこで、インストーラーの登場です。入れるべきモノをきちんと入れる手段として、インストーラーがあります。
現場でチェックシートを片手に、「あれ、hoge.aspって、どこのフォルダだったっけ?」なんてことをやっていると、悲劇の元となります。
それを避けるために、インストーラーを作成し、インストーラーのテストをして、それで導入しましょう。

まず、インストーラーの作成ですが、まず、ツールを選ぶことから始まります。ざっと思いつくままあげてみます。
とりあえずこれだけあります。どれもこれも、「インストールする」という目的は達成できます(じゃなきゃ書かねぇよ)
次のチェックポイントは、「ライブラリ問題」です。これは、ランタイムライブラリとか、使用しているOCXとか、DLLとか、自前のDLLをきちんと配置できるか?ということです。
さらに、ActiveX-DLLの場合、レジストリ登録問題が絡みます。
どれもそれは満足できそうに見えます。しかーし!世の中、それだけではコトは済まないのです。
開発環境のランタイムライブラリをそのまま持っていって大丈夫ですか?全部の依存関係を解っていますか?たとえばXPのDLLをWin2000に上書きして大丈夫ですか?
つまり、インストールされる側の環境を破壊しない保証が必要なのです。
たとえば、VB6-SP4で作ったウチのやつをインストールしたら、VB6-SP6で作られた別のが動かなくなったと。これはあってはいけない事件です。

これを防ぐためのインストーラー選びが重要になってきます。
私の乏しい経験の中で言うと、上の一覧でそれに合格できるのは、「Visual Studio Installer」「Install Studio」「Install Shield」です。 ただし、"Shield"は非常に高価なので、未だ自分で使ったことはありません。したがって、これ以上の言及は差し控えます。
"Studio"は使ったことがありますが、それなりのオネダンがします。ご予算のあるプロジェクトでしたら、オススメできます。
「ご予算少々」なプロジェクトには、「Visual Studio Installer」ですね。確かに、カスタマイズできない部分があるとか、イロイロ問題はありますが、そういう要望は予算の都合上却下してもらいましょう。
「Visual Studio Installer」では、必要なランタイム類が「マージモジュール」として「一式」として格納されます。これは開発環境のモロモロには左右されません。

そのほか、修復機能などもついて、しかもこの堅牢性。私は結構使えると思います。
興味を持った(奇特な)かたは、続きはコチラへどうぞ。
MSDN:Visual Studio® Installer 1.1

そんなわけなんで、インストーラーの作成とテストも、ちゃんと工数を取りましょう。
なお、インストーラーのテストには、VMWareがよいですよ。

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